2021.04.12 AA=AiD ありがとうございました  =TAKESHI=

東日本大震災から10年が経ちました。
震災を受けて自分なりに出来る事として始めたAA=AiD。
10年を節目に、この活動を終了しました。

震災後すぐに、いわきのボランティアセンターの方に招かれた時に目にした光景は、これからも忘れる事はないでしょう。
また、そこにあった沢山の「思い」を目の当たりにして、自分が何をするべきかを考えました。

自分ができる事として考え、出来た事が、やっぱり音を鳴らす事でした。
少しでも勇気を出してもらえる様な音を鳴らす。
また音を通じて、少しでも多くの人が何らかのアクションを起こす事、
またアクションを起こした人を応援する様なムードを作る為に。

そうしてAA=AiDは始まりました。

多くの人に賛同してもらえて、仲間たちが集まってくれました。
正解が何かなんて誰にもわからないけれど、何もやらないよりはマシだと思っていました。

チャリティ活動に対し、まだまだ批判もありましたが、こんな時に分断なんてバカげていると思いました。
でもその後、批判していた人の中にもチャリティやボランティアの行動を起こす人も増えたと思うので、結果OK。
少しでも優しい世界になって行けば、それで良いよね。

そして仲間が集まってくれて出来た曲、We’re not alone。
この曲は、当初はチャリティソングとして販売し全額を寄付するつもりでしたが、いろいろな事情で、それは出来ませんでした。
今だったらもっと理解された気がするけれど、まだまだチャリティに対しての認識はそんな時代だったという事かな。
たった10年前なんだけれどね。

そこで考えて、フリーダウンロードで発表し自分が良いと思う所に寄付、もしくは行動してもらう様に呼びかける、
という形になりました。
チャリティソングとして販売するのではなく、チャリティを呼びかける曲としてWe’re not aloneは発表しました。
自分たちの所でお金を集める事が重要では無く、必要な所にお金が行く事が重要なので、役割としてはそれで十分だと思えたからです。

多くの人に聴いてもらえて、多くの人に賛同してもらえたと思っています。
自分たちで出来ることの一つとして、意味があったと思っています。
この曲を聴いてアクションを起こしてくれた人も、沢山いてくれたよね。

そうして、もう一つの自分でできる事の形として、ヒロスケのチーム、バルザック/イヴィレジェンドサーティンの仲間と
数年の間はポジトロン土井さんにも協力してもらい、チャリティTシャツを作りました。
「10年やる」と決めて。
10年、色々とあったけれど、やり切れて少しホッとしています。

10年間このプロジェクトを続けて集められたお金は、きっと誰かの役に立ったと思っています。

協力し続けてくれたみんなが、このプロジェクトの本当の主役です。
10年間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

まだまだ、これからも今の僕らが想像できていない様な困難がやってくるのかもしれません。
でも、そんな時にも、一人じゃ無いという事を忘れずに力を合わせて前に進んでいきたいと思います。

We’re not alone !

2021.04.03 錆喰いビスコとムテキング  =TAKESHI=

アニメ作品「錆喰いビスコ」と「ムテキング」の音楽を制作しました。
アニメ音楽が続いています。笑

両アニメ共に僕に求められた音は僕らしいものなので、みんな楽しみしていてください。

錆喰いビスコは劇伴という立ち位置で、アニメ内で流れる音を数曲、色々なシーン合わせて作成。
すでにトレーラー映像がアップされているので、その中の1曲が聴けます。
見てもらえたら少しイメージ出来ると思うけれど、錆、砂漠、異生物、そして戦い、と色々な要素が詰まった作品です。

バンドサウンドでの曲もその中にはあり、それらの曲ではドラムにYOUTH-K!!!に参加してもらいました。
少しAA=スピンオフ的な感じもあるかも。
かっこいいぜ。

そしてムテキング。
こちらは知ってる人も多いよね。
懐かしいムテキングを今の時代に合わせた、新しいムテキングです。
こちらはどこまで言って良いのか、まだ自分でわかってないので、とりあえず「やりました!」という報告です。笑 

どちらの作品も公開日が近くなったら、もう少し詳しくここで書こうと思います。

お楽しみに。

先日、映画ロード・オブ・カオスを観てきたけれど、
映画は今の状況でも変わらず楽しめる娯楽の一つとして良いよね。

映画はデスメタルバンド、メイヘムの話なんだけど、ゴシップ的に知っていた内容を、
ちゃんとストーリーとして観る事ができて面白かった。
どのくらいリアルなのかは知らないけどね。

バンドに限らず、誰でも(特に若いうちは)何かの価値観に感化されて、ある意味取り憑かれて生きるものだと思う。
バンドマンは特にそういう部分が強い人種かもね。
自戒を込めて。笑
起きた事を考えると共感は出来ないけれど、自分たちともクロスオーバーする部分もある、ある種の青春映画とも言えてしまうのかも。
なんとなく日本赤軍、赤軍派などの物語を思い出す話だった。

またコロナの感染者数が増加しているとか。
数はどうであれ、感染対策としてやるべき事は決まってるので、やるしかないね。
がんばろう。