2020.06.28 出来なかったTOUR#6ver2.0終了とBLMの6月  =TAKESHI=

みんな元気に過ごしていますか?

TOUR#6ver2.0の公演予定の日程が全て過ぎました。 
ツアーできなくて、やっぱり残念だったな。
チケット購入して楽しみにしてくれていたみんな、ありがとう。

ツアーを決めた時は、もちろんこんな事態になる事は想像もしていなかった。
何があるかわからないね。
TOUR#6ver2.0でやりたかった事は出来なかったけれど、今を自分なりに楽しんで過ごそうとは心がけています。
それに、次にどんな音を鳴らすか自分でも楽しみにしているんだよね。
今はまだ先のことは見えてはいないけれど、その時に出来る事で自分の納得のいく歪みを届けようと思っています。

そんな中、この話題には触れないわけにはいかないな、と思っている事があります。
BLACK LIVES MATTER。
今さらこの事について説明する必要も無いよね。

自分としては、アメリカで続く人種的な差別については全く意味がわからないと言うか、BLMの主張は当たり前と思っている。
もちろん多くの人も同じだと思う。
でも、それを言葉にしなくてはならないのが現実で、それが世界一の先進国と思われている国で起きているのが2020年の現実。
アメリカ社会の構造的な差別の仕組みは、日本人の自分の立場からは反対するくらいしか出来ることは無いけれど、
2020年の世界にある差別について自分の事として考えられる事はある。

日本ではアフリカ系の人々の割合は多くは無いので、彼らにしぼった考えで問題を考える事は難しいけれど、
日本に住む外国籍の人々の立場について考える事はできる。
そこに差別が無いとはとても言えないだろう。
また歴史的にみても、日本に住む日本以外のルーツを持つ人々が受けた困難については考えなくてはいけない。
その事から目を背けたり、過剰に反発する姿勢を持つことは、恥ずべき態度と思わなくてはいけないよね。

他にも弱者と呼ばれる立場の人への差別も同じ。
身近で社会のシステムにも入り込んでいる代表的なものは女性に対するものだろう。
今の日本で女の人が社会的に差別されていないか?
答えはノーだろう。
自分自身、昭和の男なので日本のそういうところは身にしみて知っている。

セクシャルマイノリティの人々、ハンディキャップを持つ人々、生まれた環境に左右された人々、などなど。
彼らの感じる差別に耳をかたむける事。
この様な事も全て含めて考える事が、俺たちのBLACK LIVES MATTERだと思うんだよね。

自分ふくめ、差別を持っていない人間はいないと思っている。
だからこそ差別について考えて、否定する事が大事だと思う。
BLACK LIVES MATTERはまったく他人事ではないよね。

また少し硬い話になってしまったな・・・。
まぁ、面白い話など何もできないのだから仕方ない。
リヴァプールが優勝しちゃうしね。