2016.06.20 BATTLEFIELD  =TAKESHI=

「BATTLEFIELD TvsZ」のMVが公開になりました。
新しいアルバム「#5」の中でも、ちょっと変わったスタイルの「BATTLEFIELD」という曲。
アルバムの中では金子ノブアキバージョンの「vs NK」とザックスバージョンの「vs Z」が収録されています。

もともとはライブの中でのお遊びの時間というか、セッションする様な時間が欲しくて考えたアイデアでした。
そんな始まりだったのでライブで演奏するだけで音源にする事までは考えてなかったのですが、
SETAGAYA TOURで初披露して以来、とても評判が良く音源にしてほしいと言われたので、
アルバムに収録する事にしました。
その判断は正解でしたね。

僕がサンプラー等を使ってビートを操作して生ドラムとセッションする事が出来たら面白いな、と思ったこと
からこの曲は始まりました。
あっくんやザックスが叩き出すドラムは強力なので、そこは全く問題がない。
それに負けないビートをいかに僕がリアルタイムでプレイできるか?が一番の課題でしたが、
ableton LIVEを使う事に答えをみつけました。
いくつかのインタビューでも答えたのだけれど、この方向の可能性はまだまだありそうなので、
僕なりの追求をしたいと思っています。

この曲の面白さは、僕とのバトル以外に「2人のドラマーの違い」にもあります。
あっくんもザックスも、ほぼドラムソロ状態の曲なので、それぞれの特徴がとてもよく出てていて面白い。
AAの曲を演奏しているだけでも2人の特徴、違いは分かると思いますが、この曲はその特徴をよりハッキリと
表す事が出来ています。
僕らがたまに遊びでセッションする時の2人の違いは正にこの感じ。
それを皆にも披露できて大満足です。
本当にどちらも素晴らしいドラマーですよね。

この素晴らしい才能を持つ2人のドラマーと音を鳴らしてる僕は、とても恵まれた幸せなミュージシャンです。

2016.06.13 TOUR #5 終了  =TAKESHI=

AA=の最新アルバム『#5』を引っさげてのアルバムツアー『TOUR #5』が無事に終了しました。
いつもながらの東名阪に仙台を加えた短いツアーだけど、充実したツアーでした。

#5は、ほぼ自分1人で仕上げたアルバムなので、その曲達がライブにおいて、どんどん「バンドの音」
として変化していくのが面白い感覚でした。
メンバーと会場の皆との間にある熱で、曲達が「バンドのAA=の音」として出来上がって行くのは
アルバムツアーならではの感覚です。
楽しかった。

どの会場も皆のパワーがすごくて「あぁ、やっぱライブはすごいな」と演者側ながら感じました。
集まってくれた皆と、とても濃く濃密なAA=の時間を作れた事は幸せでした。
とくに仙台、名古屋、大阪ではコラボ曲3曲もAA=メンバーだけの #5Ver で再現したので、
よりAA=が濃い空間だったと思います。

そして全てのゲストが総動員してくれたファイナルの東京は、お祭り状態のスペシャルな夜になりました。
自分が一番楽しんでしまった、と思う1日でした。
コラボという形で音を作り、それをライブという形で再現した事は初めての経験で本当に楽しんでしまい
ました。

ゲストに来てくれたケンジ、マサト、コイエ、J.M.、彼らに感謝です。
もちろんAA=メンバー、スタッフにも。
そして#5のもろもろ全てに関わってくれた#5のキーマン、イラストレーターのシチゴロさんにも感謝します。
そしてなによりも各地に集まってくれて、一緒に大騒ぎしてくれた皆に最大限のありがとう!です。

上田剛士はこれからもどんどん突き進んで行くので、よろしくお願いします!

2016.06.02 SCHAFT DVD&新音源  =TAKESHI=

AA=のアルバム #5発売&TOUR #5真っ最中で盛り上がっている中、SCHAFTのDVDとライブのみで演奏していた曲の音源が発売されました。
すでに完全にAA=モードに入っているので、ずいぶん前の事なような気がしました。

なかなか濃い2016年前半戦って事ですね。(笑)

SCHAFTでの時間は長い期間ではなかったのだけれど、演る度にどんどんバンドとして出来上がっていく感覚を味わえた充実した時間でした。
その集大成と言えるEXシアターでのライブがパッケージ化されているので、あの時間を共有した人はかなり楽しめるのではと思います。
また短い期間だった為に「見逃した!」って人もいると思うので、このDVDで「2016年のSCHAFT」を味わってみてください。

新曲の方はライブのみで演奏されていた曲。
ライブのリハが始まってから突然新曲をやると言われて「え?」となりながらライブ用に完成させた曲が、ライブ後に改めてスタジオ音源化されたものです。
ライブバージョンとは少しアレンジが加わってアップデートされているので、こちらもDVDでのライブバージョンの音と聞き比べたりして楽しんでください。

「SCHAFTと共に始まった2016年」の前半を振り返る、このDVD&音源を楽しんでください。