2020.03.21 落ち着かない毎日だけど  =TAKESHI=

TOUR#6のブルーレイ/DVDが発売されました。
みんな観てくれたかな?
AA=が#6の楽曲を鳴らす映像は今の所これだけなので楽しんで欲しい。
楽曲、演奏はもちろん照明やSE、演出など、今のAA=を表すライブなので、みんなの家のテレビを存分に歪ませてくれ。

そんな今回のライブの演出の1つ。
映像と共に「みんな自由ですか?」と自由を問いかけている言葉。
このライブを自由に楽しんでほしいという意味で、もちろん自分で作った音だけど。

でも自由ってそもそも何だろう?
自由である事は難しいよね。
自由である事と利己的である事の線引きは難しい。
例えば経済。
自由を追求した結果にある今の世界の状況はとてもイビツだ。

それでも僕らは自由であるべきだし、欲望からも自由になる事を目指すべきなんだろう。

今、起きている世界的な問題の1つのコロナウイルス。
こちらについては、抑制的な行動が求められている。
目に見えない敵と戦う事の難しいさを世界中が痛感している。

この状況が生まれた原因を突きつめて考えると、これも”自由”な経済が産んだ負の側面の1つと言えなくもないと思う。
本当の自由ってなんだろう?

今、ライブハウスはこの騒動でスケープゴートにされているけれど、みんなはライブハウスだけが特別危険な場所では無い事は分かっているよね。
他にも同じ危険をはらんでいる場所も沢山ある。
ライブハウスやクラブと言った場所が何かと悪者扱いされる事には慣れてもいるので、負けないけどね。

世の中が荒れている時こそ、音楽にはやれる事があると思う。
ストレスが溜まり、先の見えない世の中に同調して怒りを振りまく事は、今音楽がやるべき事では無いよね。
音楽には音楽にしか出来ないことがあると思っている。

ライブに限らず、今はみんなが大変だ。
1日も早く平穏な世の中が来る事を願っているよ。
たとえ、しばらくの間ライブが無くなっても、みんなには音楽を楽しんで欲しいと思っています。

あ、そんな時こそTOUR#6のブルーレイ/DVDだね。笑

2020.02.24 近況(2020.02)  =TAKESHI=

2020年が始まって、ライブが2本終了しました。

歪み始めとなった名古屋は、リベンジという事でTOUR#6の再現。
TOUR#6で置いてきていたモノ、しっかり取り戻してきました。

対バンイベントのロフトは、お初のお相手ATOM ON SPHEREとのツーマンでした。
ロフトはいつも熱くて良いね。
20周年おめでとうございます。

それぞれのライブ、集まってくれたみんなありがとう!
次はTOUR #6 ver2.0で。
また暴れましょう。

 
そしてTOUR#6のファイナル、渋谷O-EASTのライブ映像作品の発売も近づいてきました。
トレーラーも公開されましたね。観てくれたかな?

なんでも多くのカメラを入れて撮ったらしく、編集作業もなかなか大変だったらしい。
監督、ご苦労様でした。
音に関しては、いつも通りこだわったので、あの日来てくれた人はもう一度、来れなかった人も楽しんでもらえるはず。

ライブは生モノなので、実際に会場で観る事を勧めるけど、ライブでは気付かなかった色々を観れるのが映像作品の良い所。
もうすぐみんなの手元に届くので、楽しんでください。

世の中は色々と騒がしいけれど、よくわからない事に右往左往しても仕方ないので、
みんなそれぞれ気をつけて、楽しく幸せに過ごしてください。

2020.01.14 2020の始まり  =TAKESHI=

2020年始まりました。
TOUR#6 ver.2.0の発表もあり、本格的に新しい年が始まった感じがします。

#6、まだまだ鳴らしたりないので今年も行きますよ。
TOUR#6で行かなかった所、初めて行く所などを回るver.2.0のツアーです。
今までなかなか行けなかった所にも行けるので、ver.2.0はまたいつもと違った楽しみがあるんだよね。

松山サロンキティからもイベントに誘ってもらったので、初めて松山も歪ませます。
バルザックとも一緒なので、楽しい夜になること間違いない。

TOUR#6 ver.2.0、各地のみんな楽しみにしててくれ。

そして今年の歪み初めは名古屋で去年の台風で中止になったTOUR #6 DAY1のリベンジ。
倍返し、のつもりで行くので名古屋そのつもりで。

そしてATOM ON SPHEREとの対バンでのロフトの記念ライブも控えてます。
彼らと音を交えるのも初めてなので、楽しみだね。
AA=の歪みを味わってもらいます。

そんな訳で、AA=の歪みは今年も鳴り止みません。
暴れる準備して待っていてくれ。

2019.12.28 2019年もあと少し  =TAKESHI=

eXTRa19、シェルターに集まってくれたみんな、ありがとう!
歪み納め、楽しんでもらえたかな?

久しぶりのZAXとのライブも熱かったね。
ZAXとも、さらに精度、強度、上げていくので楽しみに。
来てくれるみんなを、ぶっ壊していきます。

このライブで2019年のAA=の活動は全て終了です。

ライブでも言ったけれど、#6を完成させたのでAA=にとっては良い年でした。
#6の曲達はライブをやるために生まれて来た様な曲ばかりなので、まだまだ鳴らし足りない。
もっと鳴らしたいと思える良い年でした。

来年は、2月にはTOUR #6の映像作品が出ます。
このツアーは新曲のツアーという事で、ライブの度にライブエンジニアと細かく修正&調整して、
ライブでの#6の完成を目指して行きました。
映像作品でも、その音の再現を目指して進めて行ったので、ライブ来た人もあの日を感じられると思う。
楽しみにしていてください。

そしてライブはTOUR #6初日のリベンジ、名古屋でのRETURN OF THE DAY1からスタート。
そしてLOFTの企画でATOM ON SPHEREとの対バンに誘ってもらい、新宿ロフトを歪ませに行きます。
こちらも楽しみに。

もちろん、それだけじゃ全然鳴らし足りないんだよね。
来年も止まらずにどんどん行くので、そのつもりで待っててください。
2020年も歪み全開で行きますよ。

それではみんな、よいお年を!

2019.11.24 TOUR #6終了!  =TAKESHI=

TOUR #6ファイナルに集まってくれたみんな、ありがとう!
TOUR#6の締めくくりに相応しい、最高の1日でした。

THE OIO DAYから1年ぶりのO-EAST、今回も楽しかったね。
みんなの楽しんでいる顔も良く見えました。

AA=マネーも気に入ってくれたかな?
紙幣のデザインはshichigoro-shingoさんに作ってもらったので最高の仕上がり。
本当のお金にはない価値があるので、手に入れた人は大事にしてください。

ファイナルということでヒロスケも駆けつけてくれました。
ヒロスケと演るDEEP INSIDEは格別。
楽しかったぜ、ヒロスケありがとう!

今回初の試みの、生中継も楽しんでもらえたかな?担当のスタッフからも、
中継も楽しんでもらえていたと聞いているので、
TOUR#6を味わってもらえていたなら嬉しいな。

#6の曲たちは、演る度にどんどん成長していくので面白い。
まだまだ鳴らし足りないので、これからも歪ませていきますよ。

そんな”これから”のライブ。

まずは、突然思いついてやりたくなった年末のライブ「eXTRa19」。
何だかまだ鳴らし足りないので、みんなオレに付き合ってくれ。2019年の歪み納めしましょう。

そして中止になってしまったTOUR#6初日の名古屋、リベンジ決定です。
その名も「TOUR#6 -Return of the DAY1-」。つまり「DAY1の帰還」、
まぁあのタイトルの拝借です。DAY1のところが無理があるとか言わないように。笑

そして、これらのライブのドラマーはZAX!
THE OIO DAY以来、久しぶりに鳴らすので、そちらも楽しみに。

下北沢と名古屋、歪ませていくので、暴れる準備しておいてください。

2019.11.09 TOUR #6 残すはファイナル  =TAKESHI=

TOUR #6、各地たくさん集まってくれてありがとう!
あっという間に各地は終わり、残すはファイナルの渋谷のみです。

今回のツアー、初日の名古屋が台風の影響で中止となってしまった事は残念でした。
名古屋での初日を楽しみにしていたんだけど、自然災害だから仕方ない。
名古屋のみんなには残念な思いをさせてしまったので、必ずリベンジに行くので待っててください。 

その鬱憤を晴らすかの様に、翌日の大阪からのツアーの盛り上がりは、すげー良い感じ。
さらに福岡、仙台、どこも熱く、みんなが良い顔見せてくれていて、最高なツアーです。
新曲達はライブを通してどんどん成長して出来上がっていくので、ライブを演る事が今とても楽しい。

#6の曲たち、まだまだ鳴らしたりないので、渋谷ではさらに最高を更新させます。
THE OIO DAY以来のO-EASTなので気合い入れて歪ませます。覚悟する様に。

それではみんな、TOUR#6 ファイナル渋谷O-EASTで会いましょう。

2019.10.07 BODY TO BODYリミックスとAD SONGのMV  =TAKESHI=

サウンド&レコーディングマガジンの企画でSOFT BALLETの「BODY TO BODY」のリミックスをやりました。
SOFT BALLET結成30周年という事で、時の流れを感じますね。
時代を象徴する様なサウンドと、今聞いてもとんがっているなーと思うその存在。
この曲を2019年に自分の形で表現する事は、なかなか刺激のある楽しい作業でした。

自分のリミックスのスタイルと言えば、原曲をとことん破壊する形。笑
原曲には申し訳ないんだけど、「原曲は元の形が1番良いはずである」という前提で考えているので、
「だから別の物にする」が自分なりの敬意の表し方なのです。
先輩、後輩、知り合い、知らない方、日本人アーティスト、海外のアーティストに縛られず、全員思いっきり破壊してしまいます。

もちろん、それがわかってる人しかオファーしてくださらないので、気兼ねなくやらしてもらってます。

自分としては今回も、とりあえず色々歪ませる、うるさく、そしてSOFT BALLETに対する自分なりのエモーショナルな気持ちを入れたつもり。
そして遠藤くんには僕のメロディを歌わせたいと思い、アレンジしました。(正確にはメロディは変わらないんですけどね)
実は遠藤くんがソロを始めたという事を聞いた時に、自分だったらこういう曲を遠藤くんに歌わせたいなぁと(生意気にも)密かにプロデューサー気取りで思った事があったので、今回この場で少しそれが出来て嬉しかったのです。

そんなこんなを合わせて形にして、3人へのリスペクトとさせてもらいました。

この企画は自分以外にはユキヒロと砂原さんが参加しています。
三者三様で面白いと思います。

ぜひチェックを。 

そして、アルバム「#6」からMVの公開がされました。
曲は「AD SONG」。

以前どこかで話したと思うけれど、この曲のデモの段階を聴いたAA=のA&R、K氏が「タイアップに良さそう!」と考えた曲。
密かにレーベル内に連絡し準備して意気込んでいた矢先、そんな事は考えてもいない僕から歌詞がついたバージョンが送られてきて、
急いで社内で「タイアップやめ!」の伝令が走ったという、いわく付きの曲です。笑 

面白い。

後日談として。K氏がこの曲のMVを作りたいと言い出し、「ならばこんなアイデアになるよ」とオレの提案に対し、
さらにそのアイデアを完成させる様な「YOUTUBE広告映像の「スキップ」のフェイク」というアイデアを持ってきたのです。
笑いました。

タダでは転ばない男。
いいね。

みんなが引っかかってくれたのはK氏のアイデアだからね。
苦情はビクターK氏へ。笑

そんなAD SONGも聴ける?ツアーがいよいよ始まります。

TOUR #6

このアルバムを聴いた人はわかると思うけど、今のAA=のパワーはハンパないよ。
このアルバムの音をライブで鳴らして、ライブハウスを歪ませていきたいと思ってます。

TOUR #6、間もなく始まります。

2019.09.12 #6の話(終) =TAKESHI=

#6の打ち込みに関しては、ほぼソフトウェアのプラグインで作りました。
最近ではソフトシンセも良い音を鳴らしてくれるものが多くあります。
#5から#6制作の間にメインマシンのMacProを新しく入れ替えて、OSもアップしたために、
それまでとは少し違うプラグインを試せて、ちょっとだけバージョンアップした感じかな。
基本的な部分は何も変わっていないけれど。

打ち込みで作っていくサウンドも、僕の場合は後付けで作るものはほぼ皆無で、
曲のアイデアが浮かんだ時から頭の中で鳴っている音を形にしていく作業。
最新のサウンドを求めるのではなく、自分らしい音を作っていく事を重視しています。

歪んだブレイクビーツに歪んだリードシンセ、歪んだキックに、歪んだ・・・
うん、とても自分らしい!
方程式や常識を壊して構築していくのが僕のやり方です。
正しい方法を知らないという話もありますが。
パンク精神で、それも良いです。

レコーディングで作り上げた上田剛士サウンドを、ライブでは草間さんのシステムから出力してもらっています。
ライブで聴けるライブアレンジは草間さんにアイデアを伝えて2人で構築していくので、また違った楽しみも感じられると思います。
TOUR #6においても少しづつ変化していくので、それも楽しみにしていてください。

そして今回のミックスはKuridというエンジニアチームの細井くんと行いました。
細井くんには (re:Rec) の時にエンジニアをお願いしたので、2度めの彼との作品です。
(re:Rec)での作業が最高だったので、今回はオリジナルアルバムの仕上げを手伝ってもらうことにしました。

僕が作った音には自分の音のビジョンが強く表れているので、どんなに優れたエンジニアであっても、そこを共有できない人とは作品を作れません。
なので、基本的には自分で完結させてしまうスタイルを多く取っています。
そんな中出会った細井くんは、彼が学生時代にMADのライブに来ていて暴れていたという、僕の音をよく理解している人物。
理屈や方程式、常識だけでは作り上げられない「音のパワー」を同じ目線で捉えることのできる、感覚を共有できる人。
僕のサウンドが「自分の血肉となっている」と言ってくれる、今の自分にとって最高のエンジニアの1人です。
新しいSound & Recording Magazine では僕と細井くんの対談も載っているので、興味ある人はチェックしてみてください。

彼との作業が今回も上手くいったことは#6を聴いた人はよくわかるよね?

そんなこんなで作り上げたAA=の最新作「#6」。
みんな楽しんでくれているよね?

#6を聴いた人の多くの感想が、どれもポジティブな物ばかりだったので嬉しい。
そして誰もがライブを楽しみにしてくれている事に「伝わっているな」という手応えを感じています。

#6はライブで感じて、みんなの中でさらに高いレベルで完成すると思うので、来れる機会のある人はライブでの#6を体感してほしい。
一緒に「#6」で、さらなるレベルに到達しましょう。

ライブハウスで待ってるぜ。

2019.09.03 #6の話(3) =TAKESHI=

ギターは基本的には、僕とミノルとで半々くらいの割合で弾いています。
左のバッキングがミノルで逆が僕、みたいな。
曲によってはミノルだけの曲、僕だけの曲と違いがあるのだけれど、それを聴き分けられてる人いるかな?笑

デモでのギターは自分が全て弾いて、そこでのプレイが曲のグルーヴを決め出来上がっているので、そのグルーヴについてくるのは少し大変。
僕のプレイはテクニック的にはまるで難しくないんだけど(笑)、グルーヴが少し独特らしく、コピーするのに一癖あるらしい。
それは過去の曲にも言える事なんだけど、AA=やMADの曲は、作っている僕が弾けるものしか作らない(作れない)ので、
運指や指使いが難しいフレーズは無いのです。(言いきる!)
その代わりにちょっと癖のあるグルーヴなので、
せっかくギタリストに弾いてもらって録音してみても、上手くハマらない時は僕が弾いてしまうという事もあるんです。
プロデュースしている曲もソロ以外は全部自分で弾くので、僕の曲をよく聴いてる人から「聴いた時にすぐにわかった!」と言ってもらえるのは、
そんな僕の独特な弾き癖、グルーヴにも要因があるんじゃないかな。

そんなAA=のレコーディングでは、僕が弾いた基本になっているギタートラックと、それにガッチリ合わせてグルーヴを作れるミノルのギター。
そして、さらに楽曲に広がりを持たせるギターが必要になるので、
そのアレンジをミノルと2人で考えます。
この作業、とても好きな作業の一つで、いつも楽しみにしています。
自分は座って注文つけるだけの気楽さも良いのかも。笑
でも試したアンサンブルが決まった時の気持ち良さは、一人だけでは生まれないものなのです。

ボーカルに関しては今回いつも以上にイメージしてた事があります。
それはタカにいつもよりラップをしてもらう事。
タカのベースになっているのはヒップホップなので、いつもよりその雰囲気を取り入れたかったのです。

いわゆる日本語のJラップとは違うタカのラップをAA=なりに活かせたんじゃないかな。

タカとのレコーディングは2人でスタジオに入って、僕がオペレーションしてタカの歌を録っていく形。

ギターと同じ様に、デモでの歌は僕が歌っていて、そこはやはり上田剛士特有のノリが存在するので、そこを形にする事は少し大変です。
AAはもちろん、MADの時でもプロデュース物でも僕がディレクションする時はいつもそうなんだけど、
デモでの良さを表現するために、ボーカリストに細かな指示するのはなかなか難しいのです。
感覚的な部分が多く、音符的な部分だけではない所も多いからね。

でも最近のタカとのレコーディングはとてもスムーズ。

「とりあえずやってみようか」
「いいね!その感じ!」

とほぼ数テイクで終わってしまいます。

こんな部分にも10年やってきたAA=のバンドとしてのストーリーを感じる事ができました。

2019.08.22 #6の話(2) =TAKESHI=

レコーディングも大詰めになり、いよいよメンバーへ連絡をして、それぞれのパートの録音を始めました。

まずはドラム。
#6では、ドラムはAA=ドラマー3人に参加してもらうというコンセプトを持っていました。
普通のレコーディングでは、3人のドラマーを呼んで、それぞれレコーディングします。
それなりに大掛かりな準備や、時間がかかります。
そしてドラムのサウンドは、作品のカラーを決める上で最重要ポイントでもあるので、
アルバムとしての統一感においてのハードルが上がってしまいます。

だけどそこはAA=、普通にやってはつまらない。
#6では、ずっと試してみようと考えていた事をやってみたのです。

あっくん、ZAX、YOUTH-K!!!、それぞれに自分の環境でプレイしてもらい、そのプレイをデータ化する方法。
具体的には、それぞれがプレイしたものをMIDI化して、そのデータを新たに自分の機材で構築するという方法です。
MIDIパッドやキーボードでは自分でも良くやるけれど、ちゃんとセット組んだ3人にやってもらうのは、きっと良いはず。

思った通り、この方法はAA=としては、とても良い結果を産みました。

それぞれの特徴が良く現れていて、生ドラムを録った時の様にドラマーの顔が見えてくる。
それでいてAA=のレコーディングらしく、最後の最後まで僕が好き勝手に色々な事を試すことができる。
レコーディング前から試してみようと思っていた事が、こんなに上手くハマるとは!

もちろん3人の僕への信頼感があってできてる事なので、普通ではありえないレコーディング方法。
その大切な部分を預けてくれる3人にとても感謝しています。

#6を聴いた人は感じてくれていると思うけれど、 今まで以上にAA=のバンドの部分が強く音に現れているのは、この方法がハマった事が大きいのです。
マネしても良いよ。

そしてベースです。
機材に関しては、いつもの通り、いつもの顔ぶれでレコーディングしています。
もう何年も変わっていない、慣れ親しんだ戦友たち。
知っている人もいるとは思うけれど、僕のベースの音は何本かの回線をミックスして作り上げています。
PEARCE BC1、METALZONE、チャンドラーのオーバードライブなどなど。
1回線づつの音にこだわるのははもちろん、それをミックスさせる事を前提なので、それらをレイヤーとして完成形を考えながら作っています。

そこはいつも通りなんだけど。

今回は、少しいつもと違うポイントがありました。
もういつぶりなのか覚えていないくらい久しぶりに、10年以上はまともに聴いていなかった過去の自分の音を、ちょっと聴いてみる気持ちになったのです。
めずらしい!
でもそこで大きな収穫がありました。
過去の自分に「もっと攻めて良いんだぜ」と言われ、「オーケー、たけし」という気持ちになって、ベースのレコーディングをしたのです。笑

今でも同じ機材を使い続けているとはいえ、その時その時で微妙に調整をして作っているので、その時々の事を思い出し、
「あー、こうやってこうやったな」と自分しか知らない方法、ブレンドで上田剛士サウンドをもう一度掘り返してみたのです。

おかげでAA=の作品の中では、一番攻撃的な歪みサウンドになったかな。
2019年の最歪ベースサウンドです。

みんなも気に入ったよね?