2016.05.21 #5  =TAKESHI=

AA=として通算5枚目のアルバムとなる『#5』が発売になりました。

今回のアルバムは、0.8秒と衝撃のJ.M.、Dragon Ashのkj、そしてcoldrainのMasatoとCrossfaithのKoieとの
コラボ3部作から続いて作り上げた、2016年版最新のAA=のサウンドです。

すでにたくさんの人に聴いてもらえて、多くの人から攻撃的!激しい!との感想をもらえています。
そう、上田剛士はまだまだ攻めるのです。

今回は特に録音~ミックスまでの多くを僕1人で仕上げたので、そういう意味でも「上田剛士が濃い」アルバムに
なっているかなと思います。

2016年という難しく、ひょっとしたら時代の転換期にあるのでは?と思うほど危うさを感じる現在、
僕が選んだ音はこの音達でした。

そしてジャケットはポストミライから続くシチゴロさんのイラストで、このシリーズのクライマックスが描かれています。
ブックレットもかなり凄い事になっているのでそちらも楽しんで下さい。

明日から始まるTOUR #5で、この音達と皆で一緒にぶち上がりましょう!

2016.05.09 Such a beautiful plastic world!!!  =TAKESHI=

「Such a beautiful plastic world !!!」のMVが公開になりました。

僕なりの『今の混沌とした世界への「正義」に対する疑問の投げかけ』を主題とした新しいアルバム『#5』。
その中でも、最も混沌を表した曲がリード曲としてMVになりました。

この曲は配信シングルから続いたシチゴロさんの絵を使って、一連の流れの終着点を作りたいという思いから
始まりました。
つまり絵が元になって作った曲です。

僕がシチゴロさんの絵から感じるイメージ、その絵の主人公から感じる感情は複雑で、悲しみ、喜び、憂い、
怒り、そして無。
それらのどれでもあり、どれでもない感情みたいなものを感じます。
そのイメージと僕のAA=としての活動のテーマがリンクして、この曲、このMVが生まれました。

最近の僕の制作の方法の一つとして、何かイメージ出来る主題(絵や映像など)から曲を作る方法が
あるのだけれど、まさにその方法で作り上げた曲です。
それは何からでも出来る訳ではなく、僕がそこから何らかの影響を受けイメージできなくては作れないので、
その主題が好きである事は重要なのです。

そしてモード学園のCM以来シチゴロさんのファンになった僕が、単純にシチゴロさんと、とことんまで
作りあげたかったのです。
この一連の流れの到達点が、この素晴らしいMVになって最高の気分です。